村山明調教師が53歳の若さで“電撃勇退”「体調ではありません」 フェブラリーS連覇コパノリッキーや藤田菜七子元騎手とのタッグで重賞Vのコパノキッキングを管理

2025年02月11日 10:51

 コパノリッキーでフェブラリーSを制し口取りを行う(左から)村山明調教師、田辺裕信、馬主の小林祥晃氏=2014年2月23日

 JRAは11日、3月4日をもって引退する8人の調教師を発表した。河内師、音無師など定年引退の7人に加え、村山明調教師(53)=栗東=が勇退することも明らかになった。70歳の定年まで17年を残したなかでの電撃的な引退となった。

 村山調教師

 「体調というわけではありません。ジョッキー時代はそんなに活躍できませんでしたが、調教師になれて良かったなと思います。いろんな経験をさせてもらいましたし、思い出に残っているレースがどれというのはないです。コパノリッキーは信じられない馬でしたね。今後は決まっていないですが、ゆっくり過ごしたいです。これからも競馬が盛り上がることを願います。みんな仕事をしてエンターテインメントで競馬を楽しんで欲しい。これからの時代、ストレスの多い社会なだけにリラックスして楽しんで遊べる場所として競馬が癒やしになってくれれば嬉しいです」

 90年にJRA競馬学校6期生として騎手デビュー。2000年武蔵野Sのサンフォードシチーを含む重賞2勝を挙げ、障害26勝を含むJRA通算218勝をマークした。07年に騎手を引退し、08年に調教師免許を取得して開業。同年10月19日にテスタマッタで初勝利を挙げた。そのテスタマッタの12年フェブラリーSでG1初制覇。14、15年のフェブラリーSを連覇したコパノリッキーや、藤田菜七子元騎手とのコンビで19年カペラSを制したコパノキッキングなどDr.コパこと小林祥晃オーナーとのタッグでも活躍馬を輩出した。ここまで、JRA通算307勝(同重賞12勝)を挙げていた。

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