名牝ソウルスターリングの全弟となるシャイニングソード(牡4、栗東・中内田充正厩舎)が、土曜東京9Rの箱根特別(4歳上・2勝クラス・芝2400m)で3連勝を狙う。

　シャイニングソードは父Frankel、母スタセリタ、母の父Monsunの血統。母は09年の仏オークスなどG1を6勝した名牝。全姉のソウルスターリングは16年の阪神JFと17年のオークスの覇者。半姉のシェーングランツは18年のアルテミスSを制している。また、姪のスターズオンアースは22年の桜花賞とオークスの勝ち馬だ。

　ここまで4戦2勝。昨年3月のデビューから2戦連続で2着に終わったが、3戦目となった6月の未勝利で初勝利。休養を挟み、9月の1勝クラスで連勝を決めた。その後は再び放牧に出され、今回が待望の復帰戦。休み明けに加えて昇級戦となるが、ポテンシャルを間違いなく上位だ。

　舞台は姉と姪がオークスを制した一族ゆかりの東京芝2400m。近3走と同じく川田将雅騎手を鞍上に迎え、今年の飛躍を予感させる3連勝といきたい。