好タイムを計測したシェーロドラート(c)netkeiba
北海道新冠町のビッグレッドファームで種牡馬展示会が行われた13日、同ファーム明和の全長1100m坂路(最大高低差55m)でベンバトル初年度産駒の公開調教が行われた。
この日、公開調教を行ったのは、シャマルの半弟マイネルトレマーズ(母の父アグネスデジタル)、ダリア賞勝ち馬母ペルソナリテを母に持つマイネルヴェーゼン(牡、母の父ステイゴールド)と、マイネルチケットの半妹トライアンフパス(母の父マツリダゴッホ)、コラソンビートの半妹シェーロドラート(母の父オルフェーヴル)。いずれも標準以上の走りを披露したが、中でも最後に登場したシェーロドラート=写真=は3歳1勝クラスの馬と併せ、4ハロン51秒6、最後1ハロン12秒8という破格の時計をマーク。「手先の軽いフットワークで、現時点では半姉よりも高い評価を与えている」と紹介された。
ビッグレッドファームではベンバトル産駒を総じて「馬格があり、調教を進めると、その恵まれた馬体をしっかりと動かせるようになってきた。高いレベルで手応えを感じている」と述べた。