京都記念に出走予定のチェルヴィニア(撮影:小金井邦祥)
2月16日(日)は東京・京都・小倉の3場開催。16日の天気は東京が曇りのち晴れ、京都が雨のち曇り、小倉が雨のち晴れの予報となっている。
■京都記念で二冠牝馬チェルヴィニアが始動
京都11Rは芝2200mの京都記念(GII)。チェルヴィニアは昨年のオークスと秋華賞を制し、強力メンバーのジャパンCでも4着と健闘。ここでは力上位で、今年の始動戦をきっちりと勝ちたいところだろう。対するは一昨年の皐月賞馬ソールオリエンス、条件が魅力のヨーホーレイクなど。
■共同通信杯で良血ネブラディスクが無傷連勝を狙う
東京11Rは芝1800mの共同通信杯(GIII)。ネブラディスクは半姉に19年の有馬記念などGI・4勝を挙げたリスグラシューがいる良血馬。新馬戦もモノの違いを見せつけるかのような圧勝で、早くもポテンシャルの高さを発揮している。ここも勝って無傷連勝でクラシックへ向かいたいところ。対するはホープフルS11着もアイビーSを勝った東京で巻き返しを期すマスカレードボール、怒涛の追い込みで若竹賞を勝ったリトルジャイアンツなど。
■北九州短距離Sは堅実なロードフォアエースに注目
小倉11Rは芝1200mの北九州短距離S(OP)。ロードフォアエースはデビューしてから10戦、一度しか連を外していない。芝では5戦してパーフェクト連対だ。ここでも能力は通用しそうで、連勝でOP勝利を狙う。対するは休み明けも重賞好走歴があるスマートクラージュ、同条件の小倉2歳Sを勝っているアスクワンタイムなど。
■バレンタインSでウェイワードアクトがOP初勝利を狙う
東京10Rはダート1400mのバレンタインS(OP)。ウェイワードアクトはOPに上がってから2戦で連続2着。既に目処が立っていて、ここでOP初勝利を狙う。対するは4走前に東京でOPを勝っているユティタム、同条件の3勝クラスを快勝したサルヴァトーレなど。
■北山SでテリフィックプランがOP入りを狙う
京都10Rはダート1800mの北山S(3勝)。テリフィックプランは前走で連勝は途切れたが、相手が悪かった。ここなら力上位で、あっさりと通過なるか。対するは堅実に走るタイトニット、ダート適性の高さを見せているタンゴバイラリンなど。
■京都3Rの未勝利戦でスターズオンアースの半弟ダノンブランニューがダートで初勝利を狙う
京都3Rはダート1400mの3歳未勝利戦。ダノンブランニューは半姉に22年の二冠牝馬スターズオンアースがいる良血馬。新馬と未勝利は芝で惜敗したが、ダート替わりのここで初勝利なるか。
■京都2Rの新馬戦でジュンライトボルトの半弟ヤノマスティーロなどがデビュー
京都2Rはダ1800mの新馬戦。
・セレクトセール1歳2億円(税抜き)、半兄に22年チャンピオンズCなど重賞2勝を挙げたジュンライトボルト(父キングカメハメハ)他、兄に重賞ホースが2頭いる、ロードカナロア産駒のヤノマスティーロが高杉吏麒騎手でデビューする。
・全姉に22年かしわ記念など重賞4勝を挙げたショウナンナデシコ(父オルフェーヴル)がいる、オルフェーヴル産駒のショウナンサエッタが池添謙一騎手でデビューする。
・全兄に22年みやこSなど重賞2勝を挙げたサンライズホープ(父マジェスティックウォリアー)がいる、マジェスティックウォリアー産駒のサンライズアルズが幸英明騎手でデビューする。
■高知競馬にユメノホノオなどが出走
・高知競馬場では18時15分にだるま夕日賞(重賞)が行われ、重賞10勝の高知最強馬ユメノホノオなどが出走する。
・ばんえい帯広競馬場では18時25分にチャンピオンC(重賞)が行われる。