ダイヤモンドSに出走するヘデントール(撮影:下野雄規)
2月22日(土)は東京・京都・小倉の3場開催。21日正午の馬場状態は3場とも芝ダートともに良。22日の天気は東京が晴れ、京都が曇り一時雪、小倉が曇り時々晴れの予報となっている。
■ダイヤモンドSでヘデントールが重賞初制覇を狙う
東京11Rは芝3400mのダイヤモンドS(GIII)。国内で2番目に長い平地重賞に菊花賞2着のヘデントールが登場。デビュー以来崩れたのは青葉賞の8着のみで、他はすべて連対。前走の菊花賞では世代の一線級相手に2着と好走。ここで重賞初制覇を狙う。対するは豪・メルボルンCで2着と好走したワープスピード、GII・2勝のシュトルーヴェなど。
■阪急杯でダノンマッキンリーが重賞3勝目を狙う
京都11Rは芝1400mの阪急杯(GIII)。ダノンマッキンリーは2走前に同条件のGII・スワンSを快勝。1400mは6戦4勝で重賞2勝と抜群の相性。前走は伸び切れなかったが、ここで巻き返しを狙う。対するはここまで5戦4勝のフォーチュンタイム、国内重賞2勝で豪国の高額賞金レースを勝っているオオバンブルマイなど。
■小倉城Sでレシプロシティが3連勝でのOP入り狙う
小倉11Rはダート1700mの小倉城S(3勝)。レシプロシティはこの条件で連勝。向正面で動く競馬ができて、小倉のダート1700mは抜群の相性だ。ここも勝って3連勝でOP入りなるか。対するは1700m9戦2勝のゴッドブルービー、同じく1700mが得意なメイショウホマレなど。
■金蹄Sでニューバラードが4連勝でのOP入りを狙う
東京10Rはダート2100mの金蹄S(3勝)。ニューバラードはダートの長丁場で3連勝。最終コーナーで前を射程圏に入れる堅実な競馬で完勝してきた。このメンバー相手でも通用しそうで、4連勝でのOP入りなるか。対するは現級で連続2着のハギノサステナブル、当該条件で2連勝中のグロバーテソーロなど。
■フリージア賞でキタサンブラック産駒のトリプルコークが無傷連勝を狙う
東京9Rは芝2000mのフリージア賞(3歳・1勝)。トリプルコークの初戦は好位のインで脚を溜めて、直線で鋭い決め手を発揮して快勝。素質が高く、血統的にも兄に重賞ホースが2頭いる。ここで無傷連勝を狙う。対するは初戦は相手が強かったが2戦目で未勝利を勝ち上がったダノンシーマなど。
■東京4Rの新馬戦でセレクトセール1億1000万円のアーバリアンジムなどがデビュー
東京4Rはダ1600mの新馬戦。セレクトセール当歳1億1000万円(税抜き)でエピファネイア産駒のアーバリアンジムが横山武史騎手でデビューする。
■京都4Rの新馬戦でエアアンセムの半弟エアザキントスなどがデビュー
京都4Rはダ1400mの新馬戦。半兄に18年函館記念を勝ったエアアンセム(父シンボリクリスエス)がいる、ブリックスアンドモルタル産駒のエアザキントスが岩田望来騎手でデビューする。
■小倉12Rでセレクトセール2億円のキングピンが初陣
小倉12Rは芝2000mの4歳上1勝クラス。セレクトセール2億円(税抜き)で藤田晋氏所有のハーツクライ産駒キングピンが小沢大仁騎手でデビューする。アクシデントでデビューが遅くなったが、素質で初戦から勝利なるか。
■節目の勝利までわずか
・田辺裕信騎手はJRA通算1200勝まであと1勝、東京で6鞍に騎乗。
・松岡正海騎手はJRA通算900勝まであと3勝、東京で7鞍に騎乗。
・小沢大仁騎手はJRA通算100勝まであと2勝、小倉で10鞍に騎乗。
・泉谷楓真騎手はJRA通算100勝まであと3勝、小倉で3鞍に騎乗。
■河内洋調教師のバースデー
22日は河内洋調教師の70歳のバースデー。当日の管理馬は京都で1頭、小倉で1頭がスタンバイしている。
■日本時間の深夜2時40分にサウジCなどサウジカップデー
サウジアラビア王国のキングアブドゥルアジーズ競馬場でサウジカップデーが行われ、日本馬総勢18頭が参戦予定。メインのサウジCは日本時間の深夜2時40分に行われ、日本から東京大賞典で強豪を撃破してここへ臨むフォーエバーヤングなど4頭が参戦。海外からは8連勝中の香港馬ロマンチックウォリアーなどが出走する。なお、メインのサウジCのみ馬券発売が実施される。