◆第6回サウジカップ・G1(2月22日、サウジアラビア・キングアブドゥルアジーズ競馬場・ダート1800メートル=14頭立て)
日本から4頭が参戦し、菅原明良騎手騎乗の
ウシュバテソーロ(牡8歳、美浦・高木登厩舎、父
オルフェーヴル)は昨年2着の雪辱を果たせなかったが、3着の賞金200万米ドル(約3億1400万円)を獲得した。
いつも通り後方待機で直線の末脚に懸けた
ウシュバテソーロ。先に抜け出した2頭はとらえきれなかったが、3着確保で意地は見せた。23年のドバイ・ワールドカップを優勝し、昨年のサウジカップは頭差の2着、続くドバイ・ワールドカップでも2着と中東遠征で上位争いを続けていた。このあとはドバイ・ワールドカップ・G1(4月5日、メイダン競馬場)に転戦し、その後は種牡馬入りする予定になっている。
他の日本勢は、川田将雅騎手騎乗の
ウィルソンテソーロ(牡6歳、美浦・高木登厩舎、父
キタサンブラック)が4着、三浦皇成騎手騎乗の
ラムジェット(牡4歳、栗東・佐々木晶三厩舎、父マジェスティックウォリアー)が6着に続いた。