小倉11Rの第59回小倉大賞典(4歳以上GIII・芝1800m)は4番人気
ロングラン(丹内祐次騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分46秒1(良)。クビ差の2着に7番人気
ショウナンアデイブ、さらに1馬身1/4差の3着に12番人気
ラケマーダが入った。
ロングランは美浦・和田勇介厩舎の7歳セン馬で、父
ヴィクトワールピサ、母ノッテビアンカ(母の父
Kendargent)。通算成績は25戦6勝。
レース後のコメント
1着
ロングラン(丹内祐次騎手)
「ずっと悔しい思いをしてきたので、勝つことができて嬉しいです。正直、前の馬がかなり前にいたので届くのかなと思いましたが、この馬の末脚を信じて乗りました。手応えは良かったのですが、4コーナーで外に振られることだけが嫌で、縦長の展開になり、そこを最小限にできたことが勝因です。本当に素晴らしい伸び脚でした。
まだまだこれからもっと重賞を勝っていけると思いますので、ずっと乗せて頂けたらいいなと思っています。この冬は小倉の重賞2つをジャックできたので本当に嬉しいです」
2着
ショウナンアデイブ(丸山元気騎手)
「道中、良い感じでリズム良く運べました。最後も伸びていますが、切れのある馬にやられました」
3着
ラケマーダ(秋山稔樹騎手)
「ハンデも良く、道中も終いも全てうまくいきました。力のある競馬ができたと思います。良い馬ですし、また乗せていただきたいです」
4着
セルバーグ(和田竜二騎手)
「外目の枠でしたし、行く馬がいたら行かないでもいいと思っていました。レースでは、スタートが良かったので、リズム良く前へ行きました。もう少し抑えがきけば良かったのですが、それを考えれば、最後までよく粘ってくれたと思います」
5着
エピファニー(杉原誠人騎手)
「馬は良かったのですが、1・2コーナーで他馬にぶつけられ、3・4コーナーでは外の馬が切れ込んできました。この2度の不利が大きかったです」
10着
ヤマニンウルス(藤懸貴志騎手)
「初めての芝スタートで、今までにない踏み込み方になりました。それで、滑るようなスタートになりましたが、身体能力が高く、すぐにリカバーできましたし、2番手から淡々と運べました。逃げていた
セルバーグをかわせば良いところがあるかなと思いましたが、早めに息が上がってしまいました。芝の適性が無いとは思いませんが、本来のダートでは強いところを見せてくれると思います」