エンジェルブリーズの母のレーヌミノル(17年4月撮影、ユーザー提供:evangelionさん)
17年の桜花賞を制したレーヌミノルの3番仔となるエンジェルブリーズ(牝3、美浦・中舘英二厩舎)が、土曜中山6Rの3歳未勝利(芝1800m)でデビューする。
エンジェルブリーズは父エピファネイア、母レーヌミノル、母の父ダイワメジャーの血統。母は17年の桜花賞の覇者。曾祖母のプリンセススキーは87年のラジオたんぱ杯3歳牝馬Sを制している。母と同じく北海道新ひだか町のフジワラファームの生産馬となる。
ここまでデビューは遅れたが、2月に入ってからは順調に攻めを消化してきた。1週前のWコースでは6F82秒5、1F11秒8と上々の時計をマークしているので、水準以上の能力はありそうだ。レーヌミノルの産駒は初仔のコットンキャンディが未出走、2番仔のグローリアミノルも中央では未勝利に終わったが、3番仔が母に待望の中央初勝利を届けるか。経験馬相手のデビューとなる点は割引だが、母を彷彿させる走りを期待したい。