2日、中山競馬場で行われた第99回中山記念(4歳上・GII・芝1800m)は、中団から脚を伸ばしてゴール寸前で差し切ったC.ルメール騎手騎乗の2番人気シックスペンス(牡4、美浦・国枝栄厩舎)が、好位追走から一旦は抜け出した3番人気エコロヴァルツ(牡4、栗東・牧浦充徳厩舎)にハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分44秒8(良、コースレコード)。

　さらに1.1/4馬身差の3着に1番人気ソウルラッシュ(牡7、栗東・池江泰寿厩舎)が入った。

　勝ったシックスペンスは、父キズナ、母フィンレイズラッキーチャーム、その父Twirling Candyという血統。昨秋のマイルCSは蹄の炎症で無念の回避となったが、復帰戦を見事白星で飾った。これで重賞はスプリングS、毎日王冠に続き3勝目で、中山コースでは4戦して全勝と相性の良さを見せている。勝ちタイム1分44秒8(良)は、04年2月29日にサクラプレジデントがマークした1分44秒9(良)を0秒1更新するコースレコード。また、本馬はこの勝利で大阪杯の優先出走権を獲得した。

【勝ち馬プロフィール】
◆シックスペンス(牡4)
騎手:C.ルメール
厩舎:美浦・国枝栄
父:キズナ
母:フィンレイズラッキーチャーム
母の父:Twirling Candy
馬主:キャロットファーム
生産者:ノーザンファーム

【全着順】
1着　シックスペンス　2人気
2着　エコロヴァルツ　3人気
3着　ソウルラッシュ　1人気
4着　タイムトゥヘヴン　14人気
5着　クルゼイロドスル　9人気
6着　メイショウチタン　13人気
7着　グランディア　11人気
8着　ボーンディスウェイ　6人気
9着　マテンロウスカイ　4人気
10着　カラテ　15人気
11着　サイルーン　8人気
12着　アルナシーム　5人気
13着　ボッケリーニ　7人気
14着　グラティアス　16人気
15着　リフレーミング　12人気
16着　パラレルヴィジョン　10人気

＜中山記念ダイジェスト＞

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