あざみ賞を勝ったベイビーキッスと(左から)青木調教師と菊沢騎手(カメラ・山下 優)
 
 3月2日の小倉9R・あざみ賞(3歳1勝クラス、芝1200メートル=18頭立て)は菊沢一樹騎手が乗った単勝3番人気の
ベイビーキッス(牝3歳、美浦・青木孝文厩舎、父
サンダースノー)が2番手から直線で抜け出して、後続の追撃を退けて優勝。これでデビューからの成績を8戦2勝とした。首差の2着に1番人気
レイピア(鮫島克駿騎手)が入り、さらに首差の3着に2番人気の
ヒラボクカレラ(丹内祐次騎手)が続いた。勝ちタイムは1分10秒5(重)。
     菊沢一樹騎手は「抜群のスタートセンスがあるので、自分で競馬を組み立てられます。あとは馬場を選ぶだけでした。緩い馬場で、さすがに最後はしんどくなりましたが、良くしのいでくれたと思います。これからが楽しみです」と笑顔だった。