小林祥晃オーナー(左)から花束を受け取る村山師(撮影・石湯恒介)
定年や勇退で4日に厩舎を解散する調教師8人が2日、各競馬場で最後の開催に臨んだ。
勇退する村山明調教師(53)=栗東=が、阪神7Rのレース後に関係者から花束を贈呈された。「調教師になれて本当に幸せでした。いいオーナー、いいスタッフ、いいジョッキーに恵まれましたし、牧場の方にもご支援をいただけた」と感謝の思いを口にした。
14、15年フェブラリーSを連覇した
コパノリッキーの馬主で親交の深い小林祥晃オーナーも駆け付けた。「サプ
ライズでコパさんが来てくれた。体調が優れないなかで来ていただけて涙が出そうでした」と感慨深げ。「これからは一歩引いた立場で競馬を応援したいです」と穏やかに語った。