25年の小倉牝馬Sを制したシンティレーション(牝6、美浦・池上昌和厩舎)が、14日付でJRAの競走馬登録を抹消された。今後は繁殖馬となる予定だが、繋養先は未定。JRAが同日、ホームページで発表した。
シンティレーションは父ロードカナロア、母ファシネートダイア、母の父アグネスタキオンという血統。21年8月にデビュー2戦目で初勝利を挙げると、アルテミスSで6着、フラワーCで3着と重賞でも善戦を続ける。その後は自己条件から順調にクラスを突破していき、24年8月にOP入り。久々の重賞となった府中牝馬Sで10番人気2着と激走を見せると、続くエリザベス女王杯でGI初参戦を果たした。その後、休養を挟んで迎えた今年の小倉牝馬Sで待望のタイトルを獲得。重賞連勝を目指して挑んだ、前走の中山牝馬S7着がラストランとなった。通算成績は17戦5勝(うち重賞1勝)。
(JRAのホームページより)