無敗での重賞制覇を目指すジョスラン(撮影:下野雄規)
GI・3勝を挙げた
エフフォーリアの全妹となる
ジョスラン(牝3、美浦・鹿戸雄一厩舎)が、フラワーカップ(3歳牝・GIII・芝1800m)で重賞初制覇を狙う。
ジョスランは父
エピファネイア、母ケイティーズハート、母の父ハーツクライの血統。全兄の
エフフォーリアは21年の皐月賞、天皇賞(秋)、有馬記念の覇者。半姉の
ペリファーニアは23年の桜花賞の3着馬。曾祖母は名繁殖牝馬のケイティーズ(
Katies)なので、
ヒシアマゾンやアドマイヤムーン、
スリープレスナイトなどと同じ一族となる。
昨年12月の中山のデビュー戦は2番人気に甘んじたものの、番手から抜け出して2馬身半差の楽勝だった。そこから約3カ月の休養を挟み、今回は重賞初挑戦。一気に相手は強くなるが、ポテンシャルは間違いなく上位だ。あっさりと初タイトルをつかみ取り、デビュー4連勝で皐月賞を制した兄のように、春の大舞台に羽ばたいてほしい。