29日、3歳オープンの中山10R・伏竜S(ダート1800メートル)は中団の外を追走した1番人気
ルクソールカフェ(牡3=堀、父
アメリカンファラオ)が直線で豪快に伸びて、2着
メイショウズイウンに5馬身差をつけて圧勝。3戦目の昨秋11月の東京未勝利戦から黒竹賞→ヒヤシンスSに続き、破竹の4連勝(全てダート戦)を飾った。
 ケンタッキーダービー(5月3日、
チャーチルダウンズ、ダート2000メートル)出走馬選定シリーズの日本ラウンドは前走ヒヤシンスS1着に続くポイント加算で、ぶっちぎりのトップ。米国行きのチケットをものにした。
 レース後、ブックメーカー各社はすぐさま
ルクソールカフェのケンタッキーダービー、オッズを上方修正。発走前に41倍としていた英ウィ
リアムヒル社は5番人気タイの15倍に設定した。今後の動向が注目される。
 ケンタッキーダービーの過去の日本調教馬は95年スキーキャプテン14着、16年
ラニ9着、19年
マスターフェンサー6着、22年
クラウンプライド13着、23年
デルマソトガケ6着、
マンダリンヒーロー12着、
コンティノアールは出走取消、24年
フォーエバーヤング3着、
テーオーパスワードが5着だった。
 ▼ケンタッキーダービー 米クラシック3冠の第1戦で、米国の国民的
スポーツイベント。「スポーツの中でも最も偉大な2分間」と表現されることもある。