JRA女性騎手6人が同一レースそろい踏み 1年前の福島で起こった史上初

2025年04月09日 07:30

女性ジョッキー最上位となった小林美駒騎手(c)netkeiba

 1年前の24年4月13日、福島競馬場で「史上初」の出来事があったことを覚えている人はどれぐらいいるだろうか。注目を集めたのは福島2Rの3歳未勝利。このレースで史上最多となる6人のJRA女性ジョッキーが同時に騎乗したのだ。

 この時点でJRA所属の女性ジョッキーは7人だった。そのうち阪神で騎乗していた今村聖奈騎手を除いた6人が、福島2Rに参戦した。騎乗馬を紹介すると藤田菜七子騎手がツキノサクラ、永島まなみ騎手がモリエヌス、古川奈穂騎手がランドエース、河原田菜々騎手がワキノルーチェ、小林美駒騎手がカウネウス、大江原比呂騎手がヴァスキアンとなった。

 レースは佐々木大輔騎手が騎乗したジョーメッドウィンが勝利。一方、女性ジョッキーは揃って苦戦を強いられ、小林美駒騎手のカウネウスの6着が最高着順だった。

 あれから1年、6人のうち、藤田菜七子騎手と大江原比呂騎手は既に引退した。かわって今春に谷原柚希騎手がデビューし、JRA所属の女性騎手は6人となっている。全員が活躍することを願いつつ、揃い踏みするレースが見られることを心待ちにしたい。

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