西村淳也騎手を背に直線で抜け出して1着でゴールするダノンシーマ(左手前)(カメラ・岩田 大補)
4月5日の阪神9R・アザレア賞(3歳1勝クラス、芝2400メートル=9頭立て)は西村淳也騎手が乗った単勝1番人気の
ダノンシーマ(牡3歳、栗東・中内田充正厩舎、父
キタサンブラック)が直線で楽々と抜け出し、2着馬に2馬身の差をつけた。これでデビューから4戦2勝とした。2着に6番人気
ロードガレリア(高杉吏麒騎手)が入り、さらに3/4馬身差の3着に5番人気の
リアライズオーラム(佐々木大輔騎手)が続いた。勝ちタイムは2分24秒8(良)。
勝った
ダノンシーマは23年のセレクトセール1歳
セッションで、3億1000万円の高値で取引された評判馬。騎乗した西村淳也騎手は「少しまだ子供っぽいですが、馬自体はすごくいい馬ですよ。この子供っぽさが抜ければ、大きい舞台でも楽しみですね」と今後に向けて手応えを感じていた。