杉原騎手を背にCWコースにて併せ馬で追い切るファウストラーゼン(手前)
◆第85回皐月賞・G1(4月20日、中山・芝2000メートル)=4月10日、栗東トレセン
報知杯弥生賞ディープインパクト記念を制した
ファウストラーゼン(牡3歳、栗東・西村真幸厩舎、父
モズアスコット)が、CWコースで
ヴィリアリート(3歳オープン)と併せ馬。2馬身ほど追走し、6ハロン82秒4―11秒0で首差先着した。「走る気になってくれてからは、最後もいい時計で走れている。順調に来ていますね」と杉原誠人騎手も納得の表情を浮かべた。
前走は向こう正面でまくりに出て、3角先頭から押し切る強気の競馬。「中山の馬場もすごく悪くなってきている。時計がかかる分には、この馬には向いている」と鞍上。スタミナ豊富で、持久力勝負は歓迎だ。