初勝利を目指すフィヤール(今年2月撮影、ユーザー提供:saynさん)
クラシックウイナー2頭の半妹となる
フィヤール(牝3、栗東・藤原英昭厩舎)が、日曜阪神1Rの3歳未勝利(牝・ダ1400m)で初勝利を目指す。
フィヤールは父
リアルスティール、母ドバイマジェスティ、母の父
Essence of Dubaiの血統。母は10年の米G1・BCフィリー&メアス
プリントの勝ち馬。半兄の
アルアインは17年の皐月賞と19年の大阪杯、同じく
シャフリヤールは21年の日本ダービーと22年のドバイシーマクラシックの覇者。甥の
アルナシームは昨年の中京記念と今年の中山金杯を制している。
昨年10月の新馬は6着、今年1月の未勝利は14着。そして初ダートとなった同2月の未勝利も2秒9差の8着と、ここまでは血統の良さを発揮できていない。今回もやはりダートだが、距離は過去最短の1400m。これが奏功して変わり身を見せてくれることを期待したい。