◆第56回読売マイラーズC・G2(4月27日、京都競馬場・芝1600メートル=1着馬に安田記念の優先出走権)=4月21日、栗東トレセン
昨年3着の
ニホンピロキーフ(牡5歳、栗東・大橋勇樹厩舎、父
キタサンブラック)が巻き返しを狙う。前走の六甲Sはスタート後に寄られる不利も響き、伸びを欠いて7着。竹内助手は「あれでリズムを崩す形になりました。勝ち時計も速かったですね」と振り返る。
前走後は在厩で調整。体はすっきり見せ、青鹿毛の馬体は
ピカピカだ。「カイバ食いも落ちていないし、体調、毛づやもいいです。調子の上下動がなく、ずっといい感じですね。一度使って体は出来上がっています」と状態の良さを強調した。
昨年は後にマイルCS、ドバイターフを制する
ソウルラッシュと0秒4差。京都は【1・1・2・3】と実績ある舞台だ。「去年走っているので開幕週は悪くないですし、阪神から3〜4角で勢いをつけられる京都になるのは間違いなくプラス。去年の流れでいければ」と同助手。舞台替わりを追い風に重賞初Vを飾る。