キャロットC

【地方競馬】フェブランシェが逃げ切り重賞2勝目!レースレコードVに鞍上は「物見していた」と余裕Vに笑顔

2025年04月23日 19:14

 2つ目の重賞を獲得したフェブランシェ

 「しらさぎ賞・S3」(23日、浦和)

 速い、速い-。1番人気のフェブランシェが独り旅。5馬身差の圧勝で、レースレコードのおまけをつけて単勝1・2倍の断トツ人気に応えた。前々走の東京シンデレラマイルに続く重賞2勝目で「第8回プラチナカップ・S3」(5月28日・浦和)および「第29回スパーキングレディーカップ・Jpn3」(7月9日・川崎)への優先出走権を獲得した。連覇を狙った3番人気のツーシャドーが2着。3着に7番人気のメイドイットマムが入った。なお、馬場入場直後に放馬逸走したマーブルマカロンは競走除外となった。

 雨上がりのぬかるんだ馬場をマイペース。従来の記録(2007年ベルモントノーヴァ)を0秒2更新するレースレコードで、フェブランシェが再びライバルたちを圧倒した。

 前々走の東京シンデレラマイル同様、5馬身差の完勝劇。吉原寛は「人気に応えて、無事に勝てたのでホッとしてます」と、自身にとっても先週のブリリアントCに続く2週連続重賞Vに胸をなで下ろした。

 馬場入りから元気いっぱい。直線も物見をするほどの余裕の走りは、鞍上の右ステッキが数発飛ぶほど。入線後もまだ走り足りないとばかりに、2コーナー過ぎまで走り抜けて止めるのにひと苦労。「後ろは気にせず自分のペースで行けたので満足してます。道中は耳を立てたり物見をしたりだったけど、しっかりと(最後は)脚を使ってくれました」と苦笑い。

 前走のデイリー盃クイーン賞ではオーサムリザルト以下のJRA勢に5着と屈したが、勝ち馬からは0秒5差。JRA3勝クラスから南関東に移っての急成長は明らかで、5歳とはいえキャリアもまだ浅い。「たぶん(次走は交流重賞の)スパーキングレディーカップになると思います」とは藤田輝師。勢いを取り戻した快速牝馬が、再び古巣・JRA勢にチャレンジする。

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