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キャロットC

【クイーンエリザベス2世C】タスティエーラ 復活V 父サトノクラウンと香港G1父子制覇 馬主×厩舎×騎手=勝利の方程式

2025年04月28日 06:00

 好位から鮮やかに抜け出して海外G1初制覇を決めたタスティエーラ(C)The Hong Kong Jockey Club

 「クイーンエリザベス2世C・香港G1」(27日、シャティン)

 23年ダービー馬タスティエーラがクイーンエリザベス2世Cを制し、海外G1初勝利を飾った。父のサトノクラウンも16年香港ヴァーズを勝っており、父子による香港G1制覇も達成した。2着には3年連続でプログノーシスが入り、“日本馬ワンツー”となった。リバティアイランドは故障発生で競走中止。チェアマンズスプリントプライズはサトノレーヴが2着。勝った香港馬カーインライジングは12連勝。チャンピオンズマイルはガイアフォースが日本馬唯一の出走だったが、9着に敗れた。

 好位の外からスムーズにタスティエーラが抜け切った。外からプログノーシスが追い込んできたが、セーフティーリードを保って1馬身3/4差の完勝。タッグを組んで2年前のダービーを勝った相棒を、当時以来となる復活勝利に導き、レーンは左腕を高々とスタンドに突き上げた。

 短期免許来日で挙げてきた148勝のうち、厩舎別では決まって身元を引き受ける堀師が36勝、馬主ではキャロットファームが24勝でそれぞれ最多。オーストラリアの名手は「堀師の仕事が素晴らしかった。この馬は本当のスターです。そしてキャロットファームの偉大な成功です。戦前からうまくいく予感はあった。こういう馬に乗れて結果を残せたのを誇りたい」と、来日ごとに目をかけてくれる関係者にまず感謝の言葉を贈った。

 昨年12月の香港Cでダービー以来のコンビを組んだが、ロマンチックウォリアーに2馬身3/4差及ばず3着。ただその当時から「ダービーの時から精神面と力の面で成長を感じました」と復権への手応えを感じていた。

 ダービー馬が海外G1を勝ったのは、22年シャフリヤールと今年3月のダノンデサイル(ともにドバイシーマクラシック)に続き3頭目。タスティエーラの奏でる今後のキャリアは、この香港の復活劇を起点に、国内外できっと、もっと花開いていく。

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