「POG2歳馬特選情報」(4月30日)
POG2歳馬情報のコーナーがスタート。斎藤誠厩舎の素質馬をご紹介します。
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血統で注目は
ロードカナロア産駒の
サトノワーグナー(牡)。母は18年フ
ローラSを勝った
サトノワルキューレという良血馬だ。斎藤誠師は「
スピードとスタミナがあって品がある。クラシックを狙えそうです」と素質の高さを買っている。
キズナ産駒の
オルフセン(牡、母スターズアラインド)はダート重賞3勝馬
テオレーマの半弟。24年北海道セレクションセール1歳部門で1億円(税抜き)で落札された。「形のきれいな馬で
スピードタイプ。牧場でもよく動けている。前さばきは硬めだが、芝向きですよ」と評価は高い。
注目の
コントレイル産駒
ジーネキング(牡、母セカンダリーマーケット)については「牧場で一番の評価。体が柔らかく、速いところにいっていい動きをします」と好感触を口にする。
牝馬では
エピファネイア産駒の
ラプランセス(母レジーナドーロ)に最注目だ。「重心が低くて回転の速いフットワーク。気のいいタイプで初陣は早めの東京開催も視野。期待は大きいです」と力を込める。
ウィングブルー(牝、母パーリーアヴェニュー)は今年の桜花賞馬
エンブロイダリーを輩出した
アドマイヤマーズの産駒。「気のいいタイプで動きもいい。東京デビューを目指します」と早期デビューを期待する。
コントレイル産駒の
エコロセレナ(牝、母アマルティア)は伯父にダートG1・9勝馬
エスポワールシチーがいる。「仕上がりは早いです」と感触を伝えた。