内覧会に出席したC.ルメール騎手(c)netkeiba
C.ルメール騎手が8日、阪急メンズ東京にて開催中の自身が共同設立したアパレルブランド「CL by C.ルメール」のポップアップストアに登場。新作に関するトークを中心にした内覧会を行った。
「CL by C.ルメール」とは、競馬の世界から生まれたジャパンメイドアパレルブランドで、“ストリートジョッキー”をコンセプトに独創的な商品を販売。今回は初の枠色から発想を受けた長袖Tシャツやキャップなど、多彩なコレクションが発表された。ゲートに合わせたフォントや、日本の枠色に合わせた8色展開など、競馬とファッションの融合が随所にみられるデザインとなっている。
新作についてルメール騎手は「競馬の中で枠順は大事です。内枠と外枠では違うことをやるので、騎手にとってとても大切です」とコメント。“特別な馬”と語るハーツクライのコレクションや、ジョッキーパンツをモチーフにしたズボンなど、様々なコラボレーションも行うブランドの活動をPRした。
ポップアップストアでは競馬コンテンツ制作を主眼としたアーティストチーム「Photostud」による写真展も開催。また、店内には今年勝利したUAEダービーや1351ターフスプリントのトロフィー、私物をはじめ貴重な品々も展示されており、先日青葉賞を制したエネルジコについて「ダービーホースになれそう」と評価した。
4年目を迎えるブランドにはルメール騎手の競馬を大衆化したい願いや、ファンが競馬場で着られる“勝負服”を作りたい思いが込められている。イベントは5月7日から13日にかけて行われ、ルメール騎手によるサイン会も実施。「CL by C.ルメール」が掲げる目標について「とにかく競馬を盛り上げていきたいです」と力強く締めくくった。