3着のコスタノヴァ(ダミアン・レーン騎手)(カメラ・池内 雅彦)
◆第37回かしわ記念・Jpn1(5月5日、船橋競馬場・ダート1600メートル、良)
ダートのマイル路線で春の大一番に10頭が出走し、
ダミアン・レーン騎手と初コンビの
コスタノヴァ(牡5歳、JRA美浦・木村哲也厩舎、父
ロードカナロア)は3着で、今年のフェブラリーSに続く連勝はならず。単勝1・5倍で圧倒的1番人気に支持されたが、出負け気味のスタートで中団からの追走となり、直線で脚を伸ばすも差し切ることはできなかった。
今年2月に根岸Sで重賞初勝利を飾り、フェブラリーSでG1初勝利。レーン騎手と木村調教師とのコンビは4日に行われた天皇賞・春を
ヘデントールで制していた。
川須栄彦騎手とコンビの2番人気の
シャマル(牡7歳、JRA栗東・松下武士厩舎、父
スマートファルコン)が、2番手から押し切って史上4頭目の連覇を達成。勝ち時計は1分39秒2。
逃げた
ウィリアムバローズ(坂井瑠星騎手)が5番人気で2着。馬券圏内をJRA勢が占める結果となった。
レーン騎手(
コスタノヴァ=3着)「
スピードに乗って、いい手応えではあったが、直線に入ってキック
バックが激しく、それに反応し
バランスを崩したぶん、最後に届かなかった」