16日、川崎競馬場で行われた第12回スパーキングレディーC(3歳上牝、交流GIII・ダート1600m、1着賞金3000万円)は、戸崎圭太騎手騎乗の4番人気{horse=2001101225:トーセンジョウオー}(牝7、船橋・川島正行厩舎)が、好スタートから先手をとると、直線に入っても楽々と後続を突き放し、1番人気メイショウバトラーに4馬身差をつけ逃げ切った。勝ちタイムは1分39秒2(良)。さらにアタマ差の3着に2番人気ニシノナースコールが入った。
勝ったトーセンジョウオーは、父ティンバーカントリー、母がJRA1勝のアナスミラビリス(その父リアルシャダイ)という血統。
04年1月に美浦・国枝栄厩舎からデビューし、同年の関東オークス(交流GIII)で重賞初制覇。その後も05年マリーンC(交流GIII)、スパーキングレディーCの重賞勝ちを加え、06年末に現厩舎へ移籍。07年エンプレス杯(交流GII)で約1年8か月ぶりの勝利を挙げると、続くマリーンCも連勝。昨年の埼玉新聞杯(南関東G3)で牡馬混合重賞初勝利を挙げ、今回はそれ以来9か月ぶりのレースだった。このレースは05年以来の2勝目。通算成績27戦9勝(うちJRA10戦2勝、重賞7勝)。
※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。