17日、旭川競馬場で行われた第5回星雲賞(3歳上、ダート1600m、1着賞金200万円)は、小国博行騎手騎乗の1番人気{horse=1999109202:カオリノーブル}(セン9、北海道・堂山芳則厩舎)が、好スタートからすんなり先手を取り、道中主導権を握ると、直線に向いても後続を寄せ付けず、2番人気ダイワメンフィスに4馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分41秒4(重)。さらに4馬身差の3着に5番人気モンサラーシュが入った。
勝ったカオリノーブルは父ペンタイア、母はJRA3勝のカオリローマン(その父ブレイヴェストローマン)。半兄に03年東京新聞杯(GIII)3着のカオリジョバンニ(父ラストタイクーン)がいる血統の青森産馬。
02年4月に美浦・萱野浩二厩舎からデビュー。ダート中距離路線で勝ち星を積み重ね、07年6月の安達太良S(1600万下、福島・ダート1700m)を勝ちオープン入り。その後は4戦して未勝利に終わり、今年春に現厩舎へ転厩。移籍初戦となったカルビーポテト特別(札幌・ダート1700m)は2着に敗れたが、前走のステイヤーズC(旭川・ダート2300m)を4馬身差で快勝し、重賞初制覇を達成。今回の勝利で重賞2連勝となった。通算成績39戦10勝(うちJRA34戦6勝、重賞2勝)。