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ムーンリットアイル(21日・竹村)
ムーンリットアイル(牝2歳、栗東・武英、父
ミッキーアイル、母ムーングロウ)がこの日、栗東CWで3頭併せを行った。しまい重点とはいえ、ラストは鞍上の仕掛けにしっかりと反応して最先着。ゲート練習や坂路追いもこなしつつ、順調にピッチは上がっている。半兄の
モントライゼは20年京王杯2歳S勝ちの実績馬で、年明けからは障害に転向し息の長い活躍を見せている。今後、どんな成長を遂げるのか楽しみだ。
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ブラックコーラル(21日・堀尾)
ブラックコーラル(牡2歳、栗東・清水久、父
キタサンブラック、母アドマイヤマリン)のデビューが決定。「宝塚記念の日の芝1800m(6月15日・阪神5R)で、鞍上は北村友になりました」と師。「馬体は
キタサンブラック産駒っぽくないけど、馬っぷりが良くてガッチリしています。おっとりとした気性でお利口さんだし、折り合いも現時点では問題ない。これから調教ピッチを上げていきます」とのこと。毎年評判馬がそろう新馬戦にサンデーRが送り込むなら、期待の大きさは容易に想像できる。
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デンプシー(21日・石渡)
デンプシー(牡2歳、美浦・上原佑、父
ビッグアーサー、母フラミンゴ)がこの日、石橋脩を背に美浦坂路で併せ馬を消化し、4F54秒2-39秒4-12秒5を計時した。これが2本目の時計だが、軽快な脚さばきで併入。まだ良くなりそうな雰囲気だけに、注目したい一頭だ。
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カルロット(21日・河西)
2歳馬の調教が多くなってきたが、目を引く動きを見せたのが
カルロット(牡2歳、栗東・武幸、父
リオンディーズ、母ラルケット)。この日、栗東CWで78秒9-11秒6(馬なり)をマークし、順調な調整ぶりを見せた。いくら走りやすい馬場とはいえ、この時期に6F78秒台で走れるのは資質の表れ。これなら“出たとこ勝ち”濃厚だ。
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カレイジャスビート(21日・安里)
デビューに向けて調整が進んでいる
カレイジャスビート(牡2歳、栗東・高野、父
リアルスティール、母ティールグリーン)。「少しワンペースの感じがあったので、きょうは藤懸ジョッキー騎乗(レースは川田)でしっかりと追ってもらった。仕掛けてスッと反応できなかったけど、加速がついてからはいい脚を使っていたし、このひと追いで変わってきそう」と師も満足した様子。3回阪神初日5Rの2歳新馬(6月7日、芝1600m)を予定。
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ダノンオブアイデア(21日・浜口)
24年セレクトセール(1歳)で3億3000万円(税抜き)の値がついた
ダノンオブアイデア(牡2歳、栗東・藤原、父
エピファネイア、母コンペティションオブアイデアズ)がこの日、栗東坂路で松山Jを背にキャンター調整を行い、4F62秒6-15秒1を記録した。フォーム&馬体にいい雰囲気があり、騎手が乗っていたこともあって軽い運動でも存在感が光っていた。今後、要注目の一頭になりそうだ。
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チュウワカーネギー(21日・吉田)
チュウワカーネギー(牡2歳、栗東・大久保、父
モーリス、母デックドアウト)がこの日、栗東坂路で4F53秒3-12秒1(馬なり)をマーク。攻め駆けする
ラガークイン(4歳1勝クラス)を追走して併入と中身も濃く、デビュー戦が今から楽しみだ。
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ジャスティンシカゴ(21日・石堂)
ジャスティンシカゴ(牡2歳、美浦・宮田、父
スワーヴリチャード、母エリカブライト)がこの日、美浦坂路で追い切りを消化し、4F55秒8-40秒5-13秒1をマークした。跳びの大きいフットワークで、バネを感じる走り。ガッシリとしたつくりで見栄えする馬体も好印象。順調に調整が進められている。
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