4歳上1勝クラスに出走予定のシャハザマーン(24年6月撮影、ユーザー提供:藤田ことねさん)
シャフリヤールやアルアインの半弟となるシャハザマーン(牡4、栗東・藤原英昭厩舎)が、土曜京都8Rの4歳以上1勝クラス(ダ1800m)で2勝目を狙う。
シャハザマーンは父ドゥラメンテ、母ドバイマジェスティ、母の父Essence of Dubaiの血統。母は10年の米G1・BCフィリー&メアスプリントの勝ち馬。半兄のアルアインは17年の皐月賞と19年の大阪杯、同じくシャフリヤールは21年の日本ダービーと22年のドバイシーマクラシックの覇者。甥のアルナシームは昨年の中京記念と今年の中山金杯を制している。
ここまで10戦1勝。昨年5月にデビューし、未勝利では4戦して1回あった2着が最高着順。その後は1勝クラスで戦っていたが、5走前からダートに転じたことが吉と出た。2着、7着を経て、3走前に待望の初勝利をゲット。その後も2戦連続2着だから、完全に軌道に乗っている。
とはいえ、この血統だけに現状で満足するわけにはいかない。ここは通過点として、出世の階段を駆け上がってほしい。