現地時間20日、独・デュッセルドルフ競馬場で行われたドイツ賞(3歳上、独G1・芝2400m)は、F.ヨハンソン騎手騎乗の2番人気アドレルフルック Adlerflug(牡4、独・J.ヒルシュベルガー厩舎)が、1番人気キジャーノ Quijanoに7馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは2分37秒58(重)。さらに6馬身差の3着にはイッツギノ It's Ginoが入った。
勝ったアドレルフルックは、父In the Wings、母Aiyana(その父ラストタイクーン)という血統の独国産馬。
06年11月のデビューから2戦目で初勝利をマーク。ハノーファー空港大賞(準重賞)を快勝して臨んだ昨年の独ダービー(独G1)を7馬身差で圧勝し、続くバーデン大賞(独G1)でもキジャーノの2着に好走した。今年はこれまで2戦して、ゲルリンク賞(独G2)で7着、ハンザ賞(独G2)で3着に敗れており、今回が独ダービー以来、約1年ぶりの勝利となった。通算成績9戦4勝(重賞2勝)。