「日本ダービー・G1」(6月1日、東京)
2冠制覇を狙う皐月賞馬
ミュージアムマイルは、栗東坂路で最終追い切りを行った。併せ馬で迫力のある動きを披露し、見届けた高柳大輔調教師(47)=栗東=は万全の態勢をアピールした。桜花賞、皐月賞、オークスと、短期免許の外国人ジョッキーが全勝している今年のクラシック戦線。初コンビを組む名手
ダミアン・レーン騎手(31)=
オーストラリア=に導かれ、世代の頂点を目指す。レーンとの一問一答は以下の通り。
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ミュージアムマイルの印象は。
「強いという印象です。今までの結果からも間違いなく能力のある馬だと思っているので、ダービーで騎乗するのが楽しみです」
-騎乗依頼にどう感じた。
「能力のある馬に騎乗できると分かって楽しみになりました」
-この馬のいいところは。
「単純に脚が速い。それが何よりも印象的です」
-23年のダービーは実戦初騎乗の
タスティエーラを勝利に導いた。
「テン乗りについては気にしていません。ダービーは特別なレースだが、他のレースと同じようにVTRを見て、他馬の分析をするなど準備するだけです」
-1週前追い切りに騎乗した。乗る前のイメージと実際に乗った感触で違いはあったか。
「乗る前はVTRを見て乗りやすいイメージがあり、精神も安定していて、競馬を分かっているプロフェッショナルな馬だと思っていました。実際に騎乗しても想像した通りだったし、いろいろと確認もできた。自信を持ってダービーにいけます」