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【日本ダービー】マスカレードボール枠に泣き直線急追も2着 手塚久師偉業お預け「枠順の差。ウチのも“強いな〜”と」

2025年06月02日 06:00

 惜しくも2着のマスカレードボールと坂井(撮影・園田高夫)

 「日本ダービー・G1」(1日、東京)

 1番人気のクロワデュノールが鮮やかに抜け出し、22年に生を受けた7950頭の頂点へと輝いた。クロノジェネシスで20年春秋グランプリ制覇を果たしたデビュー20年目の北村友一騎手(38)=栗東・フリー、斉藤崇史調教師(42)=栗東=のコンビはこれが初のダービー制覇。2着は3番人気のマスカレードボールで、3着には6番人気のショウヘイが入り、皐月賞馬で2番人気のミュージアムマイルは6着に敗れた。

 死力は尽くした。8枠17番から頂点を目指した3番人気マスカレードボールは、直線で勝ち馬に急追するも2着。皐月賞は銅メダル、ダービーは銀メダルに終わった。

 好発を決め、道中は中団外を追走。前を行く勝ち馬を視界に入れ、スムーズにレースを進めた。直線に向くと一度は引き離されたが、ラスト1Fでエンジンが点火。得意の左回りで、メンバー2位の上がり3F33秒7の末脚を放ったが、3/4馬身差届かず涙をのんだ。

 2月の共同通信杯V以来となる再タッグで臨んだ坂井は「勝ち馬をマークできればと思っていましたし、折り合いもスムーズ。この枠から考えられるレースはできたと思います」と敗戦にも納得の表情。「最後も脚は使ってくれていますが、勝ち馬が強かったです」と潔く勝者をたたえた。

 5度目の競馬の祭典挑戦となった手塚久師は、23年ソールオリエンスに続く2着。史上5人目のクラシック完全制覇の夢もお預けとなった。「もう1列、前に行けなかった。あれは枠順の差。勝った馬は強かったが、ウチのも“強いな〜”と思ったね。今回は悔しい2着」と外枠に涙。それでも「課題は少しずつクリアされている。秋へ向けてさらなる飛躍ができれば」と前を向いた。今後は「血統的なものもあるし、よく考えて」と話すにとどめたが、金メダルに手が届くところまで来た。秋にひと回り成長した姿でターフに帰ってくる。

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