19年レパードSで白毛馬初のJRA重賞制覇を果たし、昨年のアルゼンチン共和国杯など重賞3勝を挙げた
ハヤヤッコ(牡9歳、美浦・国枝)が現役を引退することが決まった。同馬は1日の目黒記念のレース中に故障を発症し、競走中止。右前浅屈腱不全断裂の診断を受け、美浦トレセンの厩舎で静養していた。
国枝師は「ファンの多かった馬だよね。今後はオーナーが考えてくれると思う。結果的に最後は残念な結果になったけど、長い間、よく頑張ってくれた」と労をねぎらった。10日に退厩し、福島県のノーザン
ファーム天栄へ移動する予定だ。
同馬は父キングカメハメハ、母マシュマロ(母父クロフネ)の間に誕生。母の妹には
ブチコがおり、白毛でG1を3勝した
アイドルホースの
ソダシはいとこにあたる。通算45戦7勝で、重賞は19年レパードS、22年函館記念、24年アルゼンチン共和国杯の3勝。獲得総賞金は3億614万円。