シルクHC

【菊花賞見どころ】異端のローテーションで挑むエネルジコ

2025年10月20日 11:00

エネルジコ(ユーザー提供:こさかなの夫さん)

 体質強化でようやく大舞台に出走するエネルジコが混戦を断つ。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■10/26(日) 菊花賞(3歳・牡牝・GI・京都芝3000m)

 新馬戦を勝利したあとの休養や、青葉賞を快勝してからも日本ダービーに向かわず成長を促したように大事に使われてきたエネルジコ(牡3、美浦・高柳瑞樹厩舎)。菊花賞までの道のりは決して順風満帆ではなかったが、そのゆっくりとしたローテーションがここに来て実を結んでようやく大舞台へ。夏は新潟記念を選択してGI馬やGI好走歴のある馬を相手に2着と好走したように、実力があるのは明らか。既に栗東に入厩して、調整も順調そのもので態勢は整っており、春のクラシック戦線で上位を賑わした素質馬を蹴散らす。鞍上はC.ルメール騎手。

 菊花賞トライアルの神戸新聞杯を重目残りで快勝したエリキング(牡3、栗東・中内田充正厩舎)。日本ダービーで先着を許したショウヘイ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)、ジョバンニ(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)らを抑えて、上がりも最速の32秒3。スローペースでもきっちり折り合っていたように距離延長に不安はない。叩かれての良化も著しく、最後の一冠をもぎ取る。鞍上は川田将雅騎手。

 その他、前走が驚愕の逃げ切りだったマイユニバース(牡3、栗東・武幸四郎厩舎)、安定感抜群のショウヘイ、成長が顕著で2連勝中のゲルチュタール(牡3、栗東・杉山晴紀厩舎)、持久力豊富のジョバンニ、良血アマキヒ(牡3、美浦・国枝栄厩舎)らが3歳クラシック最後の一冠を争う。発走は15時40分。

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