函館スプリントSへ向けて丹内祐次騎手を背に追い切るドンアミティエ(カメラ・浅子 祐貴)
◆第32回函館スプリントS・G3(6月14日、函館競馬場・芝1200メートル)=6月11日、函館競馬場
ダート1200メートルで3連勝中の
ドンアミティエ(牡5歳、栗東・今野貞一厩舎、父
アジアエクスプレス)が、初めての重賞に出走する。
初騎乗となる丹内祐次騎手が追い切りにまたがり、芝コースで
アメリータ(3歳未勝利)と併せ馬。道中はリズム良く運び、直線では馬なりでグンと加速し、余力十分に僚馬を突き放した。調教を見届けた今野貞一調教師は「迫力があっていい動きだった。丹内騎手も『芝は大丈夫』と言っていたし、すこぶる順調。昨年の暮れあたりから走りの
バランスが良くなって体もできてきたので、これなら芝でも走れるかなと思っていた。スタートや
スピードは引けを取らないと思う」。満を持しての芝挑戦で重賞制覇を狙う。