スマートプリエールの母のスマートレイアー(17年5月撮影、ユーザー提供:ひげまつりさん)
重賞4勝を挙げたスマートレイアーの4番仔となるスマートミストラル(牝2、栗東・大久保龍志厩舎)が、日曜阪神5Rの2歳新馬(芝1800m)でデビュー勝ちを狙う。
スマートプリエールは父エピファネイア、母スマートレイアー、母の父ディープインパクトの血統。母は17年の京都大賞典など重賞を4勝。短距離から長距離まで幅広くこなし、8歳まで現役を続けた。そして兄姉の3頭は現3勝クラスのスマートワイスを筆頭に、全馬がJRAで勝ち上がり。さらに叔父のプラチナムバレットは17年の京都新聞杯を制している。
ここまでの攻め本数はそれほど多くないが、5月29日の坂路では4F52秒8、1F12秒0の好時計をマークしている。態勢はほぼ万全だろう。先週の新馬で2頭が勝ち上がった大久保龍志厩舎の勢い、さらには母の主戦を務めた武豊騎手の手綱も心強い限り。追い風に乗って初陣Vといきたい。