帝王賞を目指すサンライズジパング(写真左、撮影:井内利彰)
7月2日(水)に大井競馬場、ダート2000mで行われる帝王賞。すでにその選定馬16頭は発表になっているが、そこに名を連ねているサンライズジパング(栗東・新谷功一厩舎)。前走でダート重賞の3勝目を挙げている。
今朝18日はレースに向けての追い切り。1回目のハローが終了した直後のCWへユウメモリー(3歳未勝利)とともに入場。こちらが先行していたので、併せ馬という感じではなく、見た目には単走だったが、馬が多い時間帯ということもあり、3コーナーあたりからは他厩舎の馬の中に混じっていくような形だった。
ただ、しっかりと折り合いはついて、リズムのいい走り。最後の直線は競馬のように数頭が並ぶ形だったが、その中を悠然と走って、まだまだ余裕のある手応えでフィニッシュしている。
時計は6F80.0〜5F64.1〜4F49.3〜3F35.3〜2F22.3〜1F11.2秒。6Fは78秒台もマークしたことがある馬なので、そこまで目立つ数字ではないが、3F35秒台はこれが初めて。それも目一杯ではない中でマークしたわけだから、現在の充実ぶりを示す時計といってもよいだろう。
(取材・文:井内利彰)