しらさぎS2025に出走予定のレーベンスティール(撮影:下野雄規)
日曜阪神メインは新設重賞のしらさぎステークス(3歳上・GIII・芝1600m)。ここでは前身である米子Sの近10年の傾向を、人気別、脚質別、枠順別、血統別、年齢別の成績から探りたい。
まずは人気別だが、1番人気が【4-3-0-3】と堅実だ。一方で2番人気は【2-1-0-7】、3番人気は【0-1-1-8】と低調なので、ヒモ穴狙いのレースといえるだろう。
続いて脚質別は逃げ馬が【2-1-0-7】と好成績だ。また、ある程度のポジションで運んだ馬同士で決着することが多く、どちらかといえば前有利のレースといえる。そして枠順は内外で大差なし。7枠が【4-1-2-12】の勝率21%、複勝率37%とヤケに走っているが、これは偶然と考えたい。
その他の注目点を挙げると、ディープインパクト系が【4-4-3-25】の勝率11%、複勝率31%。回収率は単勝が294%、複勝でも151%あるので、積極的に買える。また、年齢別では5歳が【5-4-4-23】の勝率14%、複勝率36%と優秀。回収率も単複ともにプラスとなっている。今年のメンバーではディープインパクト系、かつ5歳のレーベンスティールが好勝負確実といえそうだ。