6月21日に行われた東京5R・2歳新馬(芝1800メートル＝12頭立て)で注目を集めたのは、今年のダービー馬クロワデュノールの全弟にあたるチャリングクロス(牡、美浦・奥村武厩舎)。兄と同じ6月の東京でデビューしたが、見せ場も作れず9着に敗れた。

　単勝2番人気(5・3倍)に支持されたダービー馬の弟はスタートで大きく出遅れ。かなり縦長の隊列になったが、促してもなかなか進んでいかず、直線でも後方のままギアが入らなかった。勝ったのは1番人気のモノポリオで勝ち時計は1分47秒8(良)。

　兄クロワデュノールは昨年6月9日の東京・芝1800メートルでデビューし、2馬身半差で快勝。1分46秒7の優秀な走破時計から早くもクラシックの有力候補として注目を集めた。

　チャリングクロスの敗戦にSNSでは「クロワが突然変異株すぎた」「兄貴と同じ配合でこうも違うんやなぁ」「まだまだこれからって感じ」「まだ、見限るのは、早いかも」「ここまでダメだとは思わなかった」「促しても全然走ろうとしてなかった」「期待されすぎたな」「兄貴が突然変異だっただけなのか…？」「スタート良い兄とは違うな」「出遅れた〜！」などのコメントが寄せられている。