ポスターを手に笑顔を見せる杉谷拳士さん(c)netkeiba
6月24日(火)から3日間にわたる門別競馬の開催をPRするため、ホッカイドウ競馬2025公式アンバサダーの杉谷拳士さんが23日、netkeiba編集部を訪れた。
杉谷さんは北海道日本ハムファイターズで14年間プレーした元プロ野球選手で、ホッカイドウ競馬との関わりは2023年から。今年でアンバサダーを務めて3年目になる。最近では野球ファンから競馬の話題を振られることも増えているといい、「街中で『次はいつホッカイドウ競馬に行くんですか』と聞かれたり、実際にファンの方が家族連れで門別競馬場に来てくださった」と笑顔をみせる。続けて、「競走馬は野球に通ずるものがある。馬もアスリートだなと思っていて、鍛えれば鍛えるほど強くなっていくし、野球も練習すれば練習するほどうまくなっていく。アスリートの姿を重ねながら応援させていただいています」と競馬への思いを口にした。
あすからの門別競馬では、24日(火)に栄冠賞、26日(木)にフロイラインCと重賞競走が2つ組まれている。中でも“日本一早い2歳重賞”の栄冠賞には、杉谷さんも熱視線を注いでおり、ベストグリーンを注目馬に指名した。その理由について、「大谷翔平選手も投手復帰して速い球を投げていましたから、“スピード”に注目したい」とし、「世界に羽ばたいてほしい。フォーエバーヤングを超えてほしい」と期待。さらに勝ち方にもこだわってほしいと言う。「大差で勝ってほしい。馬群が第4コーナーに差しかかるころには、もうゴールしちゃってるような」と冗談交じりにも語った。
最後に「栄冠賞を機に推し馬を見つけてもらいたいのと、門別競馬場にたくさん足を運んでいただいて、馬や競馬場の魅力を肌で感じてもらいたい」と力強くアピール。栄冠賞は24日の20時50分発走。開催を盛り上げるため、期間中の先着300名には来場者プレゼントが配られるほか、場内飲食施設の利用で騎手トレーディングカードが配布されるなど各種イベントを実施する。