日曜小倉メインは北九州記念(3歳上・GIII・芝1200m)。施行時期が細かく変わっているが、あえてそこは無視して、近10回の傾向を人気別、脚質別、枠順別、血統別、前走着順別の成績から探りたい。

　まずは人気別だが、1番人気は【0-4-1-5】とまさかの未勝利に終わっている。そして2番人気も1勝、3番人気も2勝とイマイチ。したがって非常に荒れるレースといえる。続いては脚質別だが、逃げ馬は【2-1-1-6】と上々。とりわけ高速決着の時に好走が目立つ。一方、時計がかかれば直線一気もあるので、トラックバイアスがカギとなる。また、枠順は内外フラット。逃げ馬は内枠ベターかもしれないが、それほど気にしなくていい。

　続いて血統別では、サクラバクシンオーの血を引く馬が頑張っている。最後に前走の着順別だが、勝って挑んできた馬が【5-7-2-22】の好成績。これは格よりも出来が重要とされる夏競馬らしい傾向といえるだろう。