兄にダートのオープン戦線で活躍した
バハルダールを持つ
ブレナヴォン(牡2歳、栗東・池江泰寿厩舎、父
インディチャンプ)が7月6日の小倉日曜5R(芝1800メートル)でデビューする。
実戦でも手綱を執る吉村誠之助騎手=栗東・清水久詞厩舎=が騎乗した先週は栗東・CWコースで7ハロン98秒0―11秒3を出した。今週も余力十分に6ハロン85秒9―11秒1をマーク。「まずまず動けているなという感じ。追うごとに良くなっています」と池江調教師は上昇度を感じ取る。
兄はダートで軌道に乗ったものの、気性的な難しさも抱えていた。「距離は1600〜1800かなという感じ。兄よりは真面目です。芝向きかなと思います」とトレーナー。産駒が早くも2勝と勢いある新種牡馬の父の血も心強く、デビューVをつかみたい。