「新馬戦」(3日、小倉)
 厩舎ゆかりの血統が初陣を飾る。新種牡馬
ベンバトル産駒の
コロナドブリッジ(牝2歳、栗東・庄野)が日曜小倉5R(芝1800メートル)にスタンバイ。同じ庄野厩舎の半姉
ドゥアイズは新馬勝ちから23年の牝馬3冠戦線を皆勤し、半姉
エイボンクリフも初戦V発進を決めている。
 1週前の6月25日に栗東坂路で4F52秒0-37秒3-11秒9の好ラップを刻むと、翌日には競馬場の雰囲気に慣らすために小倉へ移動。現地でも順調に調整が進められている。
 庄野師は「今はおっとりしていて、上とはちょっと違うかな」と
ドゥアイズとはタイプが異なるものの、「体は500キロくらいあって、お姉ちゃんよりひと回り大きい。こちらの方がゆったり走れます。千八くらいがちょうどいいと思います」と
ジャッジ。姉の背中を追い掛け、まずは初戦をモノにする。