小倉11Rの第60回北九州記念(3歳以上GIII・芝1200m)は1番人気
ヤマニンアルリフラ(団野大成騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分07秒8(良)。半馬身差の2着に5番人気
ヨシノイースター、さらにクビ差の3着に7番人気
アブキールベイが入った。
ヤマニンアルリフラは栗東・斉藤崇史厩舎の4歳牡馬で、父
イスラボニータ、母ヤマニンパピオネ(母の父スウェプトオーヴァーボード)。通算成績は13戦4勝。
レース後のコメント
1着
ヤマニンアルリフラ(団野大成騎手)
「嬉しい気持ちでいっぱいです。この馬の年末からの成長力にはとても驚かされています。馬体重がプラス14kgでしたが、馬の具合は良かったですし、ある程度自信を持って臨むことができました。思い通りに乗れて、全体的に良いレースができました。直線に向くまでもスムーズでしたし、スペースがあいた時には突き抜けるだろうという手応えでした。期待以上のパフォーマンスをしてくれました。
所属の斉藤崇史調教師の管理馬で、普段から調教にも携わってきた馬での勝利ですし、うれしいです。ことしまだ重賞を勝てておらず、焦る気持ちもありましたが、やっとひとつ勝てました。これからたくさん勝てるように頑張ります」
2着
ヨシノイースター(内田博幸騎手)
「外を回ったとしても、リズム良く走って、前を見つつ進めました。この斤量であそこまでよく走ってくれました。力があると思います」
4着
ヤマニンアンフィル(亀田温心騎手)
「ゲートで頭を振っていて、安定しませんでした。内枠で、斤量が軽く、内を突きました。脚は使っています」
5着
キタノエクスプレス(国分優作騎手)
「他の馬が速く、(展開が)ハマるかと思いました。脚が溜まっていたので、待つより動かしていきましたが、最後は脚いろが一緒になりました」
6着
ドロップオブライト(小沢大仁騎手)
「前半はとてもペースが速く、ポジションが下がりました。ペースのわりには馬群が固まって、動きたいときに動けませんでした。もう少しリズム良く運ぶことができれば良かったです」
9着
ロードフォアエース(川田将雅騎手)
「自分の競馬に徹しました。きょうできる精一杯の走りでした」
10着
レッドヒルシューズ(高倉稜騎手)
「スタートが今一つ良くなかったので、リズム良く進めようと思いましたが、3コーナー過ぎに接触があって、ひるんでしまいました。それがなければ、いいポジションにいただけに、不完全燃焼な感じでした」
12着
エイシンワンド(吉村誠之助騎手)
「直線を向いていいポジションを取ることができず、エンジンがかかる前に馬のやる気が無くなってしまいました」
16着
シロン(国分恭介騎手)
「スタートが良かったですし、外を回りたくなかったので、逃げか番手で進めようと思いました。ただ、内の馬が主張してきてペースが速くなってしまいました。仕方ありません。よく頑張ったと思います」
17着
クラスペディア(小崎綾也騎手)
「前残りの馬場でないことは分かっていましたが、メンバーと枠順を見て、逃げるつもりでした。前に行くまでにかなり脚を使っています。300mほどでポジションが決まっていますが、脚を使っているぶん、ラストに響きますね。今回は逃げて、最後に後退していますから、立て直し方、次のレースぶりが課題になると思います」