女優の桜井日奈子（２８）が６日、小倉競馬場に来場。北九州記念の表彰式プレゼンターを務め、１２Ｒ終了後にトークショーを行った。パドックに小走りで登場すると、ファンからは大歓声。「競馬を見ていて走りたいなと思っていましたので、満足です」と笑顔をのぞかせた。

　“岡山の奇跡”と呼ばれた桜井は、小倉競馬場を訪れるのは初めて。昼食は鰻を食べ、「うなぎの田舎庵。め〜っちゃおいしかったです。精もつくし、これで当てるぞ！と思って」と声を弾ませた。馬主になったらどんな馬名をつけるか？という質問には「スピードスターサクライ…。スピードスターヒナコ…。９文字？ダメだ。スピードスターにします。高校の時に部活でバスケをしていて、スピードスターと呼ばれていたので」と恥ずかしそうに披露した。

　北九州記念のスピード感に「迫力がありました。この暑い中を全力で駆け抜けて、汗でツヤツヤと光るお馬さんは神聖なものを見ているような気がしました。（レースは）流れ星を見ているようにアッという間。速いレース展開のなかにいろんなドラマがあって、間近で見ることができてうれしかったです。鼻息荒く見ていました」と感動した様子。

　購入した馬券はヤマニンアンフィル、アブキールベイ、シロンの馬連ＢＯＸ。７番人気（アブキールベイ）と８番人気（ヤマニンアンフィル）の３、４着だけに、「惜しかったですね。荒れるんじゃないかなと思って。勉強したつもりで。新聞をいっぱい見たり、考えれば考えるほどわからなくなって…。牝馬を応援してみようと狙ってみたんですけど」と苦笑い。それでも、「お馬さんたちにとっては、このレースが全てではないというか…。応援し続ければ勝てるチャンスがあると思えば。また諦めずに楽しみたいなと思いました」とすっかり競馬ファンになっていた。