「七夕賞・G3」(13日、福島)
福島民報杯、新潟大賞典を勝利し、勢いのある
シリウスコルトが重賞連勝を狙う。福島は1200メートル戦の新馬戦を勝ち、昨年のラジオNIKKEI賞では2着。2走前の福島民報杯では正攻法の競馬でVと舞台適性の高さを示している。田中勝師は「暑いけど元気があるね。先行力があるので小回りも合っている」と好感触だ。
有馬記念覇者
レガレイラの半兄でもある
ドゥラドーレスは6歳馬だが、休養が長かった分、今回がまだ11戦目で年齢的な衰えは見られない。3走前は長期休養明けで11着に敗れたが、2走前に小倉日経賞を制し、レコード決着の
エプソムCでも2着と力のあるところを示した。宮田師は「小倉で勝った時はコーナーでしっかり加速できたし、小回りも問題ない。使うごとに状態も上がっています」と手応えをつかんでいる。
全8戦で4勝、2着2回、3着1回、4着1回と安定している
コスモフリーゲンが重賞に初挑戦。前走のサンシャインSは2番手からレースを運び、後続に2馬身差をつけて完勝と強いレースぶりだった。福島は初となるが、先行力があり、コース変わりがプラスに働く可能性は高い。
ジューンSを勝った
シルトホルンは23年のラジオNIKKEI賞で2着の実績があり、福島コースは問題ない。2走前の福島民報杯でスムーズさを欠きながらも2着に入った
バラジにも注目だ。