7月20日(日)に小倉競馬場、芝2000mで行われるサマー2000シリーズの小倉記念。ここに出走を予定している
メリオーレム(栗東・友道康夫厩舎)が今朝9日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。
川田将雅騎手が跨り、
グランヴィノス、
ダンテスヴューらとともにCWへ入場。一番後ろから追走する形になったが、前半のラップはかなり遅く、16秒台というすごくゆったりとした流れ。ただ、折り合いを欠くような感じはなかった。
3コーナーから4コーナーでもラップはそこまで速くなることはなく、4コーナーで15秒台になってから最後の直線へ向いていく。コーナーで内を回ったことで前との差は詰まっていたが、最後の直線で前2頭の方が
スピード乗りが速く、再び差のある状態。そこから仕掛けて、少しずつ前との差を詰めたものの、ゴールではどちらにも追いつかず、遅れた状態でのフィニッシュとなった。
時計は6F86.7〜5F70.5〜4F54.5〜3F38.3〜2F23.3〜1F11.0秒。遅れたといっても、手応えには余裕があったし、ゴールを過ぎたところでは追いついたように見える走り。6F時計が遅くなったのはこの時季だからと考えるべきだし、動きを主観的に評価させてもらえば、すごく良い雰囲気だったと思う。
(取材・文:井内利彰)