小倉記念を目指すラスカンブレス(写真左、撮影:井内利彰)
7月20日(日)に小倉競馬場、芝2000mで行われるサマー2000シリーズの小倉記念。前走六社Sを勝っている
ラスカンブレス(美浦・林徹厩舎)は現在栗東に滞在中。今朝9日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。
矢作芳人厩舎の
マグナドムス、
ツーネサーンらと一緒にCWへ入場。3頭の併せ馬かなと思われたが、真ん中にいた
ラスカンブレスが6F標識を過ぎたところから折り合いを欠くような感じで先頭を走っていた
マグナドムスを内から追い抜く。3コーナーに入ったところで
マグナドムスも
スピードに乗って、
ラスカンブレスに並んでいく。
4コーナーを過ぎて、最後の直線。我慢できないといった感じで一気に加速して、ここで先頭に立って、ラスト1Fは後ろから2頭が前との差を詰めていくという感じ。ゴール前での手応えは少し余裕のある走りだった。
時計は6F82.3〜5F67.8〜4F53.3〜3F38.0〜2F23.6〜1F12.1秒。時計的には十分な数字が出ているが、もう少しスムーズな走りならという印象はあった。ただ、初めてのCWの追い切りということもあったと思うし、その中でこの負荷をかけることができたのは決して悪くなかったのかなという感じもする。
(取材・文:井内利彰)