フォーエバーヤングなど3頭が1位タイ フィールドオブゴールドとオンブズマンが並ぶ 最新ベストホースランキング

2025年07月10日 22:54

今年、サウジカップを制覇したフォーエバーヤング

 国際競馬統括機関連盟(IFHA)は7月10日、最新の「ロンジン・ワールド・ベストホースランキング」を発表した。2025年1月1日から7月6日までに実施された世界の主要レースが対象で、今年5回目の中間発表。掲載されたレーティング120以上の33頭のうち、日本調教馬は8頭となっている。

 トップは127ポンドで3頭が並んでいる。サウジCを制覇し、ドバイ・ワールドC3着のフォーエバーヤング(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父リアルスティール)は前回のランキングまで単独1位だったが、2頭に並ばれる形となった。

 127ポンドを獲得して1位タイに浮上したのは、まずは英国のフィールドオブゴールド(牡3歳、英・J&Tゴスデン厩舎、父キングマン)。6月17日にロイヤルアスコット開催のセントジェームズパレスステークス・G1を制覇。前回までは123ポンドで8位タイだったが、首位タイとなった。

 もう1頭の127ポンドは、オンブズマン(牡4歳、英・J&Tゴスデン厩舎、父ナイトオブサンダー)で新たにランクインした。6月18日にはロイヤルアスコット開催のプリンスオブウェールズSでG1初制覇。7月5日のエクリプスSでは61キロを背負って2着だった。

 126ポンドで4位タイは3頭。ドラクロワ(牡3歳、愛・Aオブライエン厩舎、父ドバウィ)が、新たにランクインした。エクリプスSでは外から豪快に伸びてオンブズマンを差し切り、G1初制覇を飾った。ロマンチックウォリアー(セン7歳、香港・Cシャム厩舎、父アクラメイション)、カーインライジング(セン5歳、香港・Dヘイズ厩舎、父シャムエクスプレス)の香港馬2頭は、2位タイから4位タイに後退した。

 ドバイ・シーマクラシック覇者のダノンデサイル(牡4歳、栗東・安田翔伍厩舎、父エピファネイア)は125ポンドで、4位タイから7位タイに後退した。

 125ポンドで7位タイは他に3頭。6月29日のサンクルー大賞を制し、新たにランクインしたカランダカン(セン4歳、仏・Fグラファール厩舎、父グレンイーグルス)。6月6日のコロネーションカップを勝ったヤンブリューゲル(牡4歳、愛・Aオブライエン調教師、父ガリレオ)は、前回の124ポンドから125ポンドに上方修正。もう1頭は米国2冠を達成したソヴリンティ(牡3歳、米国・Wモット厩舎、父イントゥミスチーフ)。

 ドバイ・ターフでVのソウルラッシュ(牡7歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ルーラーシップ)は121ポンドで前回の13位タイから15位タイに後退した。

 120ポンドの20位タイに、日本馬は5頭。6月15日の宝塚記念で3馬身差をつけて逃げ切り、G1初制覇を飾ったメイショウタバル(牡4歳、栗東・石橋守厩舎、父ゴールドシップ)が120ポンドを獲得してランクインした。

 他の120ポンドの日本馬は日本ダービーの覇者のクロワデュノール(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キタサンブラック)、安田記念Vのジャンタルマンタル(牡4歳、栗東・高野友和厩舎、父パレスマリス)、ドバイ・シーマクラシック3着のドゥレッツア(牡5歳、美浦・尾関知人厩舎、父ドゥラメンテ)、クイーンエリザベス2世Cで海外G1初制覇のタスティエーラ(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎、父サトノクラウン)となっている。

 なお、6月30日の愛ダービーを制し、英愛ダービーダブルを達成したランボーン(牡3歳、Aオブライエン厩舎、父オーストラリア)は、前回と同じ120ポンドだった。

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