3億円で落札された「フォエヴァーダーリングの2024」?Japan Racing Horse Association
日本最大の競走馬のセリであるセレクトセール2025(主催・一般社団法人日本競走馬協会)が7月14日、北海道苫小牧市のノーザンホースパークで開幕した。初日は昨年生まれた1歳馬が上場された。
上場番号77番「
フォエヴァーダーリング2024」(牡、父
レイデオロ)は3億円で落札された。半兄の
フォーエバーヤングは今年のサウジCを制し、昨年のケンタッキーダービー、ブ
リーダーズカップCで3着に入った世界的強豪。半姉の
ブラウンラチェットも昨年のアルテミスSを制している。購買者は
フォーエバーヤングの馬主でもある藤田晋氏。
藤田晋氏「ホッとしたって感じです。個人的には海外に連れて行ってほしいのでダートを走ってほしいですが、芝でも大丈夫です。サウジCが一番稼げるので。もっと値段がいっても買うつもりでした。ここまでは順調に買えています。(明日の)当歳のために脚をためておきたかったですが(笑)。いい馬には値がつくなという印象です」
矢作調教師「いい馬なのでオーナーに強く推薦していました。ダートに限らず芝でも、という気持ちです。(フォーエバー)ヤングの下ですから。むしろヤングより柔らかみがあって、
レイデオロ(産駒)も走ってきていますから何もそこは心配ないです。
フォーエバーヤングの下だからって、馬が良くないと推薦しないので。健康状態も非常にいいですし、レポジトリもOK。全てがかみ合ったという感じです」