追い切りを終え、厩舎へ引き揚げるメリオーレム(カメラ・高橋 由二)
◆第61回小倉記念・G3(7月20日、小倉競馬場・芝2000メートル)追い切り=7月16日、栗東トレセン
重賞初制覇を狙う
メリオーレム(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父
シュヴァルグラン)は坂路を単走で駆け上がり、全体では53秒7ながら、ラスト1ハロンは11秒9と鋭いフィニッシュを見せた。
大江助手は「動きやしまいの反応もいいですし、ちゃんと整っていると思います」と状態のよさを感じ取る。父は2017年
ジャパンCの勝ち馬で、同じ友道厩舎で管理していた
シュヴァルグラン。「お父さんより攻め馬は動きます。操縦性の良さは似ていますし、競馬で加速に時間のかかるあたりもですかね」と同助手は分析した。父に産駒初の重賞タイトルを贈れるか、注目が集まりそうだ。